患者さん側の気持ちを改めて考える。 ~藤沢・辻堂・茅ヶ崎・平塚で矯正するなら、ひだ矯正歯科~
先日、子供の治療に総合病院を訪れた際、担当医が変わっており、新担当医に病状の経過を診てもらいました。
すると、以前の担当医は、「年齢が大きくなるまで経過観察をしましょう。」でしたが、新担当医は「もう治療を始めても良いですよ。」とのこと。
さて。困ったものです。この時に、親としてどちらが正しいのか?と頭を悩ませました。
この両者の言い分の違いは、よくよく考えてみると自分自身にも当てはまるんですよね。
矯正治療においても、「早く始めた方が良い。」という先生もいれば、「もう少し年齢が上がってから。」と答える先生も居ます。私自身も、他院で「今すぐ始めないといけない!」と言われてきた患者さんに、「まだ早いですよ。」と言ったことが何度もありました。
病院の先生の言い分が違うのも、その先生の考え方で違ってくるだけで、どっちが正解かという話じゃないんですよね。
病院での話を伺いながら、患者さんはこんな感じで聞いて、困惑しているんだな。と、改めて思いました。
矯正治療の場合は、なぜ早いのか?を説明していますが、不安を抱えているのであれば、もう少し表現の仕方もあったかなと省みることが出来ました。
そして、話は変わりますが、患者さんのアンケートの中で
「初診相談の予約をする電話が緊張した。」、「最初の頃、通院の際、玄関の扉を開けるのがいつも緊張していた。」と書かれてありました。
そうですよね。初めての病院なら、「どんな先生かな?怖いのかな?何言われるんだろう。費用は高いのか。」等、様々な不安要素がありますよね。
治療が始まっても、「本当にここで大丈夫なのか?治るのか?」始めはさらに不安が募りますよね。
アンケートを読んで、改めてその不安を取り除くような対応が必要だなと思いました。スタッフにもアンケートを読んでもらい、医院一体となって患者さんに寄り添える医院作りを目指そうと話しました。
この2つの件が最近続けて起こったことは、医院としての戒めとより良い環境作りについて考える良い機会だったと前向きに捉えております。
患者さん側の気持ちに寄り添える。そんな医院で居られるようスタッフ一同精進して参ります。