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2014年9月10日

受け口とも呼ばれる反対咬合ですが、最近では学校歯科健診でもこの項目があり指摘され来院される方も少なくありません。

反対咬合と言っても原因は様々あります。→こちらのブログを参照

乳歯の反対咬合は直る可能性も少しはありますが、永久歯になると自然に治ることはまずありません。
反対咬合をそのまま放置すると、咬み合わせが悪くなるのはもちろんとして、骨格的な反対咬合を引き起こす要因になったり、歯肉退縮や、顎関節症など様々な悪影響を及ぼすことになります。

この様な場合、まず反対咬合の改善を一番に治療していきます。

2481 (2).jpg
前歯の咬み合わせが反対になっている症例です。

2481 (1).jpg
治療法として、リンガルアーチと呼ばれる装置を装着して、上の前歯を前に押し出します。

2481 (3).jpg
治療開始から3か月経った口腔内です。
反対咬合は改善されています。

子どもの場合、反対咬合の改善は大体3か月程度で改善します。
ここまで改善されると一安心です。
後は成長の経過を追いながら後戻りしないか観察していきます。

では、いつ始めたら良いのか?

それは、前歯の永久歯が生えた頃。年齢で言えば6歳~9歳頃に治療を開始されるのが良いと言えます。

とはいえ、お子さんのことを心配されるのは親としては当然です。
もし、我が子の反対咬合でお悩みの親御さんがいらっしゃいましたら、お近くの矯正専門医までご相談ください。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

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ひだ矯正歯科 院長 飛田康平

ひだ矯正歯科
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-1-13 西村ビル2階
院長/飛田 康平(ひだ こうへい)
日本矯正歯科学会認定医
http://www.hida-kyousei.com/

【経歴】
2001年3月
鶴見大学歯学部歯学科卒業
2001年4月
鶴見大学歯学付属病院
臨床研修歯科医
2002年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 診療科助手
2007年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 臨床助手
2007年9月
日本矯正歯科学会認定医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会

【発表論文・学会発表など】
骨格性下顎前突症における外科的矯正治療後の軟組織側貌の予測
Prediction of lateral soft tissue profile following orthognathic surgery for mandibular prognathism
Orthodontic waves : 日本矯正歯科学会雑誌 66(2), 72-80, 2007-06-25

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