指しゃぶり ~藤沢・辻堂・茅ヶ崎・平塚で矯正するなら、ひだ矯正歯科~
8月も今日で終わり、明日から年度後半が始まります。
ニュースでは、2学期の始業式がすでに始まっているところもあるようですね。
小学生の頃は、もうすぐ学校が始まると思うとわくわくしていたのを思い出します。
当院にも夏休みということで、小中学生のお子さんがたくさん矯正相談にいらっしゃいました。
その中で、複数の親御さんからご相談された質問についてお答えします。
「指しゃぶりはいつ頃止めさせたらいいの?」
指しゃぶりは歯並びの乱れの原因になることは結構知られています。
ただ、「指しゃぶり=悪」と思って、赤ちゃんの時から心配されるかがいらっしゃることもあります。産れてから2,3か月後に行う指しゃぶりは成長の証でもあるのでその時点では止めさせる必要はありません。
3歳頃に乳歯列が完成するので、この時期になっても続いている様なら止めさせた方が良いで すね。
指しゃぶりによって引き起こされる、不正咬合として「開咬」と「上顎前突」が挙げられます。
指しゃぶりが3歳過ぎても続く原因としては、「不安」が大きな理由を占めます。ほとんどは夜寝るときに見られるので、ご家族が傍に居て一緒に寝てあげると落ち着いてきます。
また、「指しゃぶりはしてはいけない。」と注意してしまうと、不安が大きくなるので、「指しゃぶりをやらなかったら、褒めてあげる。」ように声掛けをすると、効果的です。
それでも、なかなか治らない時は、市販で売ってる「マヴァラーバイタ―ストップ」という爪に塗る薬を使用するのが効果的です。
指しゃぶりを止めることも、ご家庭で出来る予防矯正になります。