2011年7月31日 - 2011年8月 6日

「歯にあの目立つ装置を付けなくても、矯正治療が出来る!」

夢のような話で、今まで矯正治療に二の足を踏んでいた方も喜んだことでしょう。

確かに、透明なマウスピースタイプの装置なので目立ちにくいです。
専門的には「クリアアライナー」、「インビザライン」と呼ばれる装置です。
これらの利点・欠点としましては下記のものが挙げられます。

利点
1.ブラケット装置を付けなくても良い。
2.透明な装置なので目立たない。
3.取り外しが出来るので、食事、歯磨きがしやすい。

欠点
1.1日17時間以上の使用。
2.全ての症例に対応できない。
3.多少、話しにくいと感じる人も居る。

この欠点がネックになります!
実際、患者さんの中には「17時間も使えない!」と言う方が多いです。

マウスピースで矯正治療が可能な方は少ないのが現状です。

やはり、まだワイヤータイプの矯正治療の方が主流ですね。

ただ、実際にはお口の中を見てみないと判断はつきませんので、マウスピース矯正に興味のある方は一度お近くの矯正専門医院まで聞いてみてください!

藤沢市辻堂駅北口徒歩1分　ひだ矯正歯科

先日、第70回東京矯正歯科学会において、日本矯正歯科学会認定医の更新を行いました。

これは認定医を取得後、5年毎に症例を報告し審査に合格することになっています。

今回、報告させていただいた症例は、叢生症例になります。

初診時です。左上の前歯が内側に入っています。
いわゆる、八重歯といわれる咬み合わせです。

治療終了後がこちらです。

そして、治療終了から2年後の状態です。

このように矯正治療終了後も咬み合わせが安定していることが重要になります。

次の更新は5年後です。

それまでに、さらなる技術、知識の習得に励み、歯科矯正学の研鑚を積んで参ります。

藤沢市辻堂駅北口徒歩1分　ひだ矯正歯科