藤沢市辻堂の矯正歯科専門医院「ひだ矯正歯科」院長ブログ

兄妹3人となり、5人家族になりました。

ますます賑やかな家庭になりました。

不惑の40と言われますが、未だに戸惑い、心の迷いもありますね。
孔子の様にはどうやらなれません・・・。

子どもの時は40歳と聞くと、ものすごく大人だなと思っていましたが
自分がその年齢に達すると、「こんなもんなのかな？」と思ってしまいます。

今まではがむしゃらに馬車馬の様に働いてきましたが、これからは後進育成などにも力を入れていけない職業的にも第2の仕事に移って行くのだろうと実感します。

昔から老けて見られていたので、ようやく見た目と年齢が追い付いてきました！

人生残り半分まだまだ頑張りますよー。

上記のような質問を初診相談の際に受けました。

一般歯科での矯正治療は大きく分けて二つあります。
１．院長先生自らが矯正治療を行う。
２．月に何度か矯正医が来て、治療を行う。

一般歯科で行う場合のメリットとして、同じ医院で虫歯の治療や矯正治療全て行うことが出来る。
これが一番大きいのではないでしょうか？

一方デメリットには、1の場合は矯正医ではないので経験が浅い場合が多い。2の場合は、矯正医の来る日が限られているので、予定も合わせないといけない。常時居ないので急患時の対応が不安。

大きく分けるとこの様な事だと思います。
矯正専門医が近くに居ない場合や、お子さんが小さくてなかなか遠くまで通ない場合などは一般歯科で矯正治療も行なえるのは良いことだとは思います。

当院の様な矯正専門院で受けるメリットは矯正医が常時居るので予約も取りやすいし、急患時の対応も速やか、スタッフも矯正の知識に長けている。逆にデメリットとしては、虫歯や抜歯等の治療は同じ医院で出来ないことです。

どちらが良いのか？ということに対する回答は、ご自身の矯正治療に対する優先順位を双方に照らし合わせて決めて頂く。ということになります。

その他、矯正医の選び方に関しては、過去のブログをご参照ください。→ブログ１、ブログ2、ブログ３

ただ4年の年月は大きいもので、6年生だった患者さんはもう高校生になったり、大学入学したばかりと話してた患者さんは4月から就職したりと、大きい変化があります。

矯正治療の醍醐味の一つに、このように患者さんの成長を感じられるところがあります。
治療だけではなく、日々の生活の話や仕事の話様々なお話が聞けるので、やりがいのある仕事だと思っています。

今日から5年目に突入します。
矯正治療は日々進化しております。様々な情報を取り入れるアンテナを広く持ち、それを患者さんに還元出来る様スタッフ一同精進してまいりますので、今後とも何卒宜しくお願い致します。

ここのイルカのショーは迫力があり、ダイナミックです。
中列付近に座っていたのですが、それでもイルカに水を浴びせられました・・・。
子どもは大喜びなんですけどね。大人は少し困ります。
江ノ島水族館の人情味あるイルカのショーも素敵ですが、この様に迫力のあるショーもまた魅力的ですね。

久しぶりに品川に降りましたが、やはり人の多さにいつも驚かされます。

いちご狩りと言えば、2年前に長男が蜂に脅え、いちご狩りどころではなかったあの時からのリベンジになります。→当時のブログ
長男も当時を覚えているようで、「蜂はもう居ないのか？」と車の中でずっと気にしていました。

ただ、もう4歳になるので、ある程度はわかっているらしく、蜂に遭遇しない様に中に入らず、手を伸ばして取れるいちごばかり取っていました。

下の子も2歳になり、2人とも上手にいちごを摘むことが出来ていました。
但し、手は真っ赤に染まっていましたけどね。

やはり摘みたてのいちごは新鮮で美味しかったです。

少し前にテレビでスターウォーズの映画をやっていたので、録画しておいて後日子供と一緒に見たら、思った以上にはまってしまいました。
何度も見返す程になったので、最近公開された映画のエピソード７も一緒に行きましたが、飽きもせず最後まで見ていましたね。

まさか4歳でスターウォーズ好きになるとは！

実は私も好きで、昔はペットボトルのキャップなど集めていました...。
段ボールに閉まってあったものを取り出して、渡すと大喜び。

こんな早くに同じ趣味で楽しめるとは思わなかったですね。

それでついに、プラモデルまで購入し、作ってみました。

数十年ぶりにプラモデルをやってみましたが、今のは作りやすくなっていますね。
1時間ほど格闘して出来ました。

子どもの為と自分に言い聞かせながら作っていると、妻からは、「子どもを出しに使って自分が楽しんでるとしか思えない。」と言われてしまい、返す言葉がなかったです・・・。

でも、次の日の朝に息子がそれを見た時はすごく喜んでくれてました。

血は争えない。とはこういうことなんだなと実感しました。

さらに妻は本厄だったので、2人で遅めの厄払いをしてもらうために寒川神社に行って来ました。

苦しい時の神頼みと言いますか、厄年などとわかると神社でお祓いしないと！と考えるの日本人特有の考えなのですかね。

矯正治療は大体１か月毎の治療になります。
１カ月後ともなると、「当日の予約を忘れてしまった！」と仰る患者さんは少なくありません。
そうなれば、次の予約を取り直すと、１，２週間先になってしまい、治療期間の延長や治療結果に影響が出てしまい、お互いにとって良いことではありません。

そこで、予約日の前日にメールをすることによって、少しでもうっかりミスを減らせるように試みました。

患者さんに予約確認メールの旨を伝えていると、やはり重宝がられています。

「矯正の予約日、今日だったー・・・！」とならないように、皆様のお役に立てられれば幸いです。

今年は非常に暖かい年明けでしたね。昼間はコートも要らないくらいの気温でした。
私は、例年通り三重の実家に帰省しまして、子供を両親に預け、ゆっくりさせてもらいました(笑)

4歳になる上の子は、毎年従兄弟と上げる凧揚げを楽しみにしており、今年も一緒に遊んでもらっていました。従兄弟と言っても甥っ子ももう21なので年の離れた従兄弟なんですけどね。

凧揚げしているのを見ると、お正月だなと実感してしまうのは年の所為でしょうか...。

お休みも頂いてリフレッシュしましたので、2016年も皆様に逢える日を楽しみにしております。

インプラントアンカーとは、ネジ状の器具を顎の骨に埋入し、それを固定源として矯正装置で歯を動かしていく治療方法です。

見た目はこんな感じです。

矯正治療により歯を動かすメカニズムは、簡単に言えば歯と歯をお互いに引っ張って動かしていきます。つまり、力学的に言えば、作用と反作用の力で動いています。
矯正治療の難しいところは、「反作用を以下に抑えるか！」
ここに集約されています。

その為に、大人にもヘッドギアを使用してもらったりしていましたが、やはり実際ヘッドギアを使用するとなるとなかなか難しいのも現実でした。

そこで近年登場したのがこのインプラントアンカーなのです。
顎の骨に打ち込むことで、歯と歯の引っ張り合いではなく、歯と骨で引っ張るので反作用がなくなり効率的に歯が動いていく訳です。
なるべく患者さんに負担を掛けず、尚且つ効率的に治療を進めていく治療法として出てきました。

今回の講習会は、実習もあり生体に近い豚の顎骨を用いて行いました。

インプラントアンカーは、画期的な手法として取り上げられており、これの登場により治療期間の短縮にも繋がることは事実ですが、一方で、従来の動き方を違って、歯を動かすベクトルが変わってくるのでそれをよく考えないといけません。
ですから、残念ながら、全ての患者さんに適応する訳ではありません。

講習会に参加することで、自分の知識や見識を深めていくことはもちろんですが、各々の患者さんに合った、より最適で効率的な治療法の正しい取捨選択が行えるように精進していきます。

場所は福岡で行われたので、5年ぶりの飛行機に乗り行って来ました。
久しぶりの飛行機にテンションあがってました。

全国の矯正医やそのスタッフが集まる学会なので、空港は同業者で溢れてましたね。

そして、大相撲九州場所が行われていた隣の国際会議場で開かれました。

症例発表や学術展示、講演が行われておりました。
この大会で日本矯正歯科学会認定医の試験も行われており、若い世代の症例に大きな刺激を受けました。

折角の福岡なので、お昼にはスタッフと「稚加榮」にランチに行きました。

6年前の学会で福岡に訪れた時に、非常に美味しかったことを鮮明に覚えており、また福岡に来る機会があれば是非。と思っていたので、念願叶い、今回はスタッフを引き連れて来ました。

夜は、恒例になっている複数の矯正医院と合同の食事会があり、スタッフやドクターとの交流も出来、非常に有意義な1泊2日でした。

その中で気になるコメントに、「費用の追加請求があるのではないかと思ってた。」など費用面について心配する方が多いなと感じました。

患者さんにそのことを聞いてみると、「もっと良くするためには、こういう装置を使うからいくら必要。」など途中で言われるのではないかと不安だったと笑いながら話してくださいました。

やはり、まだまだメジャーな治療ではないと実感するのと、最初は信用されにくい分野ではあるなと実感しました。

でも、費用が不安だという患者さんの気持ちは十二分にわかります。
なので、当院は最初に提示した金額以上、途中で追加費用が必要になることは一切ありませんのでご安心ください！
診断時に、きちんとご説明させて頂いております。

今回の講演は、「アングルⅡ級1類の治療法」と限局されていましたので、聞きやすい講演でした。
アングルⅡ級とは、簡単に言えば「出っ歯」の治療です。

出っ歯の治療は、歯の構造上舌側からの方が治療し易いですが、その反面内側に入りやすい等反作用もあるので注意が必要です。
そのような勘所や対処法を学んで来ました。

やはり悩んだり、難しい箇所というのは皆同じですので、如何にそこをスムースに治せるかが大き医と思います。

治療期間を短く、効率よく、そして最終的には綺麗な歯並びと理想的な咬合を得られる様に、学会や講習会を通じて日々研鑽していきます！

矯正治療とホワイトニングは深い関連があり、矯正治療終了後にホワイトニングを希望される患者さんは非常に多いのです。これは、矯正治療で歯並びが綺麗なると、より美意識が高くなり次に歯を白く見せたいと自然に思う訳であります。

今回の講演で興味を持った内容は、「ホワイトニングを行なう患者さんの６割以上が４０代以上であること。」というデータが出ていることでした。
２０代～３０代が多いのかなと勝手に思っていたのですが、年齢層が高いことに驚きました。大学病院では、８０代の女性の方も来院されているというので、女性の審美的願望は何歳になっても変わらないのだなと改めて痛感いたしました。

当院では、様々な状況からホワイトニングの導入は未だ見送っているのですが、今回の講演を聞いて改めて一考する余地はあると思いました。

多摩動物園は、敷地が広く、色んな動物が見られるので子供は大興奮で見てました。
コアラとバスに乗って近くで見たライオンに食いついていました。

園内は広く、一日で全部回れないくらいでした。

私の娘も2歳なので、冷や冷やする時もあります。
気を付けて見ているのですが、目を離した隙に走り回ったりするので、わかっていても起こしてしまう事故なのでしょう。

いつも必ず座ってから渡したり、立たせない様にするなど工夫をしていますが、なかなか難しいのも事実です。だからと言って、それを放置する訳にも行かないので、親として注意深く見ていなければいけません。

「たかが歯ブラシ、されど歯ブラシ」です。

何か起こってからでは遅いので、親御さんは十二分に注意を払って、歯磨きを行ってください。

それに対する答えは、「歯磨きをしっかりして虫歯にならない様に気を付けてください。」
この様に回答しています。

つまり、歯の生え代わりが起こる通常年齢よりも早くに乳歯が抜けてしまえば、その分スペースはなくなってしまいます。虫歯になって歯を削れば、歯の大きさは小さくなりますし、抜けてしまえば、そのスペースを補おうとすることで、将来的に永久歯の萌出スペースがなくなり、不正咬合の原因になるんです。

従って、ご家庭で出来る一番の予防策は、「歯磨き」なんです。

お子さんが嫌がったり、泣いたり拒んだとしても、歯磨きを怠れば虫歯には必ずなります。
ですから、毎日の積み重ねが大切です。
お子さんさんがなかなか歯磨きをさせてくれなくて、困ってる親御さんは此方のブログを一読してみてください。
これは、私個人の意見になりますが、ご参考までに。

焼き立てのサクサクメロンパンにバニラアイスを挟んであるのですが、まずメロンパン自体が美味しいです。そこに冷たいバニラアイスを挟んであるので、短期勝負で食さなければ段々溶けてくるんですね。
でも、溶けたアイスがメロンパンにしみて、それはそれでまた美味しいです。

「メロンパンの皮」なる商品はありましたが、メロンパンにアイスを挟むって、あるようでなかった面白い発想ですよね。

横浜に行った際は、一度ご賞味してみては如何でしょう？

小児矯正治療の本来の目的は、「顎の広げたり、成長をコントロールして、将来的に抜かなくても済む口腔内の環境を作り、成人矯正治療をし易くする為の治療。」です。

この様なお話になると、「成人矯正は絶対にしないといけませんか？」とか「小児矯正でなんとなならないでしょうか？」とよく聞かれます。

小児矯正を行い、口腔内の環境を整えると、ある程度は歯並びや咬み合わせは良くなっていきます。
この「ある程度」の程度が患者さんにとって、どこまで気になるかによって小児矯正で終わりにするかしないかの判断になります。

但し、矯正医の立場からすると、ある程度で終わるのではなく、理想的な歯並びや咬み合わせを確立させることが本来の矯正治療の目的になので、その為に成人矯正治療へ移行しましょう。と説明させて頂いています。

成人矯正治療の目的は、「顔貌のバランス、治療後の歯列の安定、健康な口腔組織、効率的な咀嚼機能」です。
その目的の為に、大人の方が治療を行う際には、抜歯が必要になることがあります。
抜歯を出来るだけ避けるために、小児期において、小児矯正を行い、歯を抜くことなく、次の成人矯正治療へと繋げていく訳です。

この辺の目的意識や、小児矯正、成人矯正それぞれの本来の意図を患者さんもしっかりと理解して、医院を選んでください。

今夏は、ディズニーランドと三重の実家に帰省して来ました。

前半はディズニーランドで遊んできました。
子供二人が大のディズニー好きなので、一日中大興奮でした。
少し夜更かしして、エレクトリカルパレードまで見てしまいました。
大人でも楽しめるディズニーの力は偉大です。

後半は実家に帰省しのんびりとしてました。
今年は、初のぶどう狩りに行って来ました。
日頃食べるぶどうが、木の上にぶら下がってできている光景は子供ながら驚いた様子でした。
野菜や果物がどうやって育つかを子供に教えるには、良い機会だったと思います。

さて、しっかり休養取ったので、これからまた頑張って行きますので、宜しくお願いします。

さて、ひだ矯正歯科は１０日（月）～１７日（月）まで夏季休診日とさせて頂きます。

ご不便お掛け致しますが何卒宜しくお願い申し上げます。

その中で、やはり「どこに行っていいのかわからない？」、「言ってることが違って何が正しいのかわからなくなる。」などの意見も色々聞かれ、中には横浜市内や都内まで行動範囲を広げて相談に行かれる方も少なくありません。

矯正医の選び方に関しては、以前のブログ１、ブログ２に記載してありますのでそちらをご参照ください。

色々選ぶ基準はありますが、まずはご自宅や通勤先等、通い易さを優先されることをお勧めします。
長期に渡る矯正治療中には、少なからず「器具が外れた」、「装置が痛い」、「ワイヤーが刺さる」などの急なトラブルが出ます。
その時に、すぐに医院に行けるかどうかと言うのは非常に重要です。
つまり、費用が安いから遠方の矯正歯科を選んでしまえば、急な症状の時は遠方まで行かなければなりません。自宅から近ければ、仕事帰りや学校帰り、休日の際などすぐに行ける大きな利点があります。

誤解して頂きたくないのは、決して近ければ良い訳ではありません。
先生との相性もありますし、費用の問題、治療方法など選択基準は患者さんそれぞれによって違います。ただ、もし現在、矯正治療を検討されている方は、まずは通い易い医院から相談に行かれることをお勧めします。

開業前は新宿で勤務していたので、久しぶりの新宿に懐かしさを感じながら向かいました。

症例発表を見ていると、他の先生の治療内容や治療結果を見ながら、「自分ではどうやって治すか？」と考えながら、その先生の方法と違えば、「何が違うのか？」「どちらの方が効率的か？」などを自問自答しながら学べるので楽しい時間でした。
矯正治療は流派の違いも様なものがあり、ゴールは同じでも其処へ辿り着くまでの道程が少し違います。自分のやり方が全てではなく、頭を柔軟に、良いところは取り入れ、良くないところは何が良くないのかと常にフィードバックさせながら、少しでも効率的に早くそして正確に終わらせられるよう努めていきます。

１人の患者さんの治療が終わるたびに、その結果と治療期間を照らし合わせながら、「もっと早く終わらせることが出来なかったのか？」と考えます。
但し、自分の知識だけでは、なかなかその答えが明確に出ない場合もあります。
この様な学会で、他の先生の手技を学べることは、自分にとって非常に貴重な時間になります。

「井の中の蛙、大海を知らず」にならないよう気を付けていきます。

そして、学会が終わると、母校鶴見大学の主催する懇親会に参加しました。

久しぶりに先輩後輩、同期と話しが出来て楽しい時間を過ごせました。
今年の新人医局員の紹介もあり、自分と一回り以上年が離れていることに驚きました。
いつまでも当時の新人の様に思っていますが、年だけは着実に取っているようです・・・。

一つ言えることは、新人の頃は矯正学のすべてが新鮮で楽しく充実した時間でした。
そして、１３年経った今も、その気持ちが変わっていません。常に進化している矯正医療です。だからこそ、矯正学の道に進んで良かったなと心から思えます。

高層ビルから見える新宿の夜景です。
「都心って、すごいなー。」と、三重の片田舎から上京して来たお上りさんだった１８歳の時と、その気持ちは今も変わっていない垢抜けない自分が未だ居ましたー。

これは小児矯正が普及されてきている証でもありますので、嬉しく思いますね。

ただその一方で、「みんながやってるから、とりあえず始めようか。」などと安易に捉える親御さんも少なくありません。「お友達がやってるから、始めた方が良いと思って・・・。」「子どもの内から始めた方が良いと聞いたから・・・。」

ノリや勢い的に来られる方も多いです。
やはり、小児矯正治療は医療行為ですから、思っている程簡単ではありません。

やはり、本人の意思と親御さんの協力。
この二つを抜きにしては、始めても意味がありません。

小児矯正は一般的には取り外しの装置を使うことになりますので、使わないと効果は全くありません。ですから、お子さんが「面倒くさいから嫌だ！」と言って使わなければ、無駄になってしまうのです。また、拡大床装置は、ご家庭で拡大を行って頂くので、親御さんが「広げるのを忘れた！」となってしまっても、効果はないのです・・・。

小児矯正は治療期間は「永久歯列が完成するまで」と長期間にも及びます。
最初は「頑張ろう！」と意気込んでいても、1年も経てば飽きてくることもあります。
如何にモチベーションを保ちながら治療に臨んでいくか。これが重要になります。

「高いお金払っているんだから、先生が何とかしてくれるでしょ？」
このように考えているのであれば、全く持って治療が上手く進みません。

なので、小児矯正治療は、患者さん本人・親御さん・矯正医、この3人が一体となって治療に当たらないといけません。

ご家庭で今一度、子供の性格や本人の意思、そして親御さんも一緒になって治療に当たるという強い気持ちを確認し、小児矯正治療に当たってください。

気持ちはよくわかります。ブラケットを装着した成人矯正なら、ご飯食べる時も気になってしまうし、歯磨きも大変だし、見た目も気になる・・・。わかって始めたとはいえ、一日でも早く外したい。

気持ちはよくわかります。ただ矯正医も同じ考えなんですよ。
一日でも早く終わらせてあげたい！その気持ちで治療に当たっています！

では、患者さんとして、出来ることはないか？と問われれば、いくつか挙げられます。

１．歯磨きをきちんと行い、口腔内を常に清潔にする。

５．勝手な自己判断は行わない。

上から目線に聞こえるかもしれませんが、これらのことは一番最短で治療が終わる自己努力の方法です。また治療期間が早まれば、その分治療費も安くなるので全てにおいてメリットが生まれます。

我々矯正医だけではなく、患者さん一人一人の協力や努力で治療早くなりますので、二人三脚で頑張って行きましょう！！

「矯正治療は一日にして成らず」　です。

最近、ショーン好きになった下の娘はショーンを見るや否や窓ガラスに張り付きショーンに夢中。
いつ行ってもガラスに張り付き離れない娘の為に、行って来ましたキャスカフェに。

恥ずかしながらも、一番目立つ大きなぬいぐるみのある席に座ると、終始ご満悦の様子。

娘は食事そっちのけでショーンと一緒に遊んでいました。

キャスカフェにショーン？
なぜ？と思いお店の人に尋ねたら、今度映画があるらしく、それとコラボ企画とのことでした。

映画...。今度は上の子も連れて、ショーンの映画にでも行きますか！
ただ、娘は未だ映画館デビューしてないので、落ち着いて見ていられるかが心配です...。

皆さんにお話を聞くと悲喜交々ですね。

やっぱり就職難と言われている通り、エントリーシートを何十枚も書いた。とか聞くと大変だなと思ってしまいます。

でも、大学院に進学する人、自分のやりたいことが見つかったと休学する人、皆夢を持っているなと感心させられました。

中には、第一志望の会社から内定をもらって、その場で号泣してしまった。という話を聞いた時は、他人事ながら嬉しく思いましたね。

その会社に行きたい！と魅力を惹きつける何かがあるのだと思います。

我が身に置き換えると、この医院で働きたいと思ってもらえる魅力がある医院にしていかないといけないなと。今回の話を聞いて強く思いました。

ちょうど幼稚園に入園した頃なので、環境が変わり色々な悩みも受けました。
その中で一番多かった質問があります。

「夜歯磨きをする前に寝てしまう。」

幼稚園に入園した親御さんが抱える悩みです。
環境も変わり、産れてからずっと一緒に居た親元から離れ、初めての集団生活ですからね。
本人が一番疲れている時期でもあります。
朝早く起きて、同じ年代のお友達と一緒に過ごすのですから、子供なりにストレスも多少あるでしょう。

なので、夜ご飯食べてる時に眠ってしまったり、お風呂の中で眠ってしまって、歯磨きが出来ない。とのお悩みもよくわかります。

私も、上の子が幼稚園に入園したので、その気持ちよくわかるんです。
今までは、9時起床22時就寝の生活だったのが、今は6時起床19時就寝の生活です。
当然、食事の時間も大きくずれていきます。

やはり、生活時間が変われば、食事の時間なども変えてあげて、歯磨きをする時間をしっかり作ってあげるのが一番ですね。

歯科医的に言えば、やはり歯磨きは行ってください。その習慣づけが一番大切です。やらない日が出てしまうと、本人もそれに甘えてしまいますから。

・・・と、偉そうに言ってみましたが・・・。
でも、今は未だ慣れない生活で、本人が大変ですが、少しづつ慣れていくとまた変わりますし、体力も付いてくるので大丈夫になってくると思います。

粘土を歯型に入れて、歯を作り、それを口の中にはめていき、電池式のドリルで削り、詰め物を行う。こういう工程で遊ぶらしいです。

舌も赤い粘土で作るので、実際、よく出来ているんですけど...。

ただ一つ。

誰が買うんだろうか？と思ってしまいます。

商品化されるくらいなので、少なからず需要はあるってことですよね。
ということは、やはりアメリカでは歯科の意識が子供の時から高いと連想させられます。

これ、もっと凄いなっておもったことがありまして。

矯正装置も粘土で作れるようになっているんです！！

矯正医として、これだけでテンションあがりました。

子どもにとプレゼントされたのですが、一番張り切って遊んでいたのが私でした・・・。

今年は、隣の奈良県にある「うだアニマルパーク」に行って来ました。
広大な敷地に、羊や牛などの動物が放牧されており、また大きなすべり台も併設されており、まさに子供の為の場所でしたね。

連休中でしたが、混み合ってることはなく、敷地も広いので子供は走り回って、楽しそうでした。
何処かの観光地に行くより、動物や公園の方がまだ楽しいのでしょうね。

また親戚の家にも遊びに行き、そこで飼っている猫に、またまた大興奮。
姉が飼っている犬には吠えられてから脅えていて心配だったのですが、猫を初めて近くで見ると、追い掛けて回して猫と戯れていましたね。

2人とも猫が大好きだとわかった連休でした。

さて、次のお盆休みまでまた仕事頑張ります！

テレビで流されるということは、矯正治療が少しづつ普及していると言えるのかなとも思います。
ただ悪い意味で、ちょっと講習会に行ったから、とか、簡単そうだから、など理由で経験の少ない歯科医が安易に行い、トラブルを招く例が増えているということですね。

放送の中で、受診する際のチェック項目として以下を挙げていました。
・頭部Ｘ線規格写真の撮影を行い、分析し、診断を立てているか。
・診断に基づく、治療計画・費用の説明を明確に行っているか。
・日本矯正歯科学会の認定医や専門医の資格を持っているか。

この中で頭部X線規格写真（セファログラム）の撮影ができる医院のほとんどは、矯正専門医院だと思われます。
なので、上記項目は、矯正専門医院であれば、通常行なっているものなんですけどね。

放送でも述べていましたが、認定医の資格を持っているから大丈夫で、持っていないからダメだ。とは一概に言えないのも事実です。
但し、「それならどう選べ良いかわからない！」と言われるので、やはり資格は一番わかりやすい基準だと思います。

その他、矯正歯科医院の選び方は、以前のブログに記載してあるのでご参考ください。

歯科治療がテレビで流される場合は、今回のこともそうですけど、不安を煽る内容が多いのが現実です。もっと、矯正治療のメリットがあるとか、子どもの矯正についてわかりやすく説明するなどの前向きでポジティブな放送があってもいいと思うのですが・・・。

「歯科医師になって最初の3年で全てが決まる。3年はがむしゃらに前を向いて精進すること。」
大学を卒業した2001年にある先生から言われた言葉です。
石の上にも３年と言う諺があるように、最初の３年間の姿勢で今後が左右される。
そう教わって、歯科医師がスタートしました。

この言葉は、開院した時にも自分の胸に刻み、前を向いてきました。
その3年を今日迎えました。

今では、多くの患者さんに来院して頂くようになりました。
これもスタッフ・家族・患者皆様のお陰です。感謝すると共に、より強い使命感を感じます。

4年目に向かい、スタッフも増員し、チーム一丸となって治療に取り組む所存です。
これからも何卒宜しくお願い申し上げます。

春から息子も幼稚園に入園し、平日に出掛けられるのも残りわずかです。

以前、読売ランド駅の隣の向ヶ丘遊園に住んでいたので、来るまで向かう途中に、以前住んでいた家の前を通ると懐かしく思いました。

春休みということで、親子連れや学生で賑わっていましたね。

桜も咲き始めており、観覧車上空から見ると、絶景でした。

さて、今日で2014年度も終わり、明日から2015年度がスタートします！
スタッフ一同、頑張って行きますので、何卒宜しくお願い致します。

恐らく、お子さんが居る家庭なら誰もが悩まれる問題だと思います。

では、「なぜ子供は歯磨きが嫌なのでしょう？」

それは、ご両親の歯磨きしている姿を見たことがないからなんです。

お子さんは、必ず両親や育ててくれている方の真似をします。
「掃除機かけると、後をついて来たり。」「洗濯物畳んでいると、一緒に畳もうとしたり。」
そういう経験ありませんか？

つまり、最初は何でも真似事から入ります。

さて、では歯磨きはどうでしょうか？

恐らく、多くの方は「子供が寝た後で。」、「お風呂場で１人になって。」
など、お子さんの見えないところでされていませんか？

そうなると、お子さんは歯ブラシをしている姿を見ていないので、自分がされるとなると「誰もやってないから怖い。」となり、抵抗します。

では、子供が嫌がらず歯磨きをするにはどうしたら良いのか？

それは、皆さん一緒に歯磨きをすることです。

歯が生えてきた１歳くらいから、歯ブラシを持たせて、最初は真似事から入って行きます。
すると、皆で歯磨きしているので抵抗なく、仕上げ磨きも最初は嫌がることもありますが、次第に「パパもママも」やっていると受け入れてもらえると思います。
出来れば、歯磨きしている時は、笑顔で楽しくすることを心掛けましょう。

私の考えとしましては、歯磨きをするときは「家族みんなで笑顔で楽しく歯磨きしましょう！」と提案させて頂いています。

ご参考までに。

書店でお見かけした際は、一度手に取って拝見して頂ければ幸いです。

当院の待合室にも置いてありますので、来院の際はご一読ください。

真に頼れるドクターになれるよう、日々精進致します。

さて、約3年程活躍してくれた待合室のソファですが、大分クッション性も落ちてしまい、この度新しく買い換えました。
同じタイプのソファなので、気づかれる人はほとんどいませんが、一番の違いは座った時の弾力ですね。
古いソファと座り比べてみましたが、全然違いました。

皆さんを支え続けて3年間、有難う御座いました。

結果は、何の問題もなく健康でしたー。
ただ、毎年指摘されるのが、「運動不足」。
こればかりは、意志の弱さを示してますね。

検査が終わると、食事が提供されるのですが、その食事が成人男子に必要な一日のカロリー（1700～2000）と食塩量（10g以下）が含まれたものなんです。

これがそのメニューです。
食塩量10gは、普段の食生活から考えると少ないとわかっているのですが、このお弁当食べてみると薄味な感じがしないんです。
食塩の代わりに、レモンやすだちの柑橘系果物や、お酢を使って味を付ければ、味の変化は付けられるとのことなんです。
なるほど。と思いましたね。

食生活や運動で、健康は維持できるので、頑張りましょう！

その際に取材に訪れた担当の方と少し話をしていると、出身が同じ三重県ということで盛り上がり、さらに深く話していくと、何と、同じ高校の同窓生だったのです。

これだけでも驚きますが、彼の実家は、私の実家の1番町違いで、歩いて行ける距離にお互いの実家があったというさらなる驚き。

取材よりも、同郷話に花を咲かせてしまいました。

担当の彼は、私よりも15歳年下でしたので、話しの中でも周囲の環境は大きく変わっていましたが、それでも地元ネタでは楽しく話せましたね。

前回のブログでも患者さんのお父様が高校の同窓生であったことがわかったり、意外と同郷の方も少なくないのかなと思いましたね。

興奮気味に差し出されたのがこちら。

一見、普通のラムネなんですが、このラムネ、希少価値が高く入手困難と呼ばれている幻のラムネ（レインボーラムネ）らしいです。

話を聞くと、隣りの奈良県で売られており、月に2回しか販売されないラムネだそうです。

普通のラムネよりも粒が大きく、ピーチ味の酸味のあるラムネです。
ただ食べやすく、子供にあげたら喜んで食べてました！
（注：ラムネは虫歯になりやすいお菓子なので、食べた後はしっかり歯みがきをしましょう！）

新年早々、幸運に恵まれました(笑)

本年もひだ矯正歯科を何卒宜しくお願い致します。

今年も有り難いことに多くの患者さんと出会えることが出来ました。

矯正相談もたくさんお越し頂きまして、ありがとうございました。
矯正治療を受ける受けないに関わらず、現状での問題点や、今後に起こり得る状況を理解することが出来たのなら、私としては、相談させて頂いた甲斐があります。

開院してまだ3年未満の未熟な医院ですから、ご不便お掛けしたことも多々あったかと思います。

来年はもっと進化して、より快適な矯正ライフを送ることが出来る様、スタッフ一同研鑽して参ります。

どうか年末年始、寒さが厳しくなってきますのでお身体にはくれぐれも気を付けて頂き、2015年を元気に迎えましょう！！

今年2月にディズニーランドに行って以来、二度目の男2人で外出です。

前回と大きく違うのは、おむつが取れた！これが一番大きいですね。

家から近いズーラシアばかり行ってたので、パンダを見たいという本人の希望で上野まで足を運びました。

初めてみる動物も多く、息子は大興奮。中でも、フラミンゴの集団に心奪われていた様子です。

子供と二人で遊びに行くのも楽しいですね。

家に帰ってから、息子からのひと言、「今度は下の動物園に行きたい！」

本人、上野を「上の」と思っていたらしく、上もあれば下もあるとの本人談。

地名を理解してもらうには、もう少し時間はかかりそうです。

さて、先日、矯正相談でのお話です。
お子さんの歯並びを気にしたお母様が来院され、「この子の将来を考えると是非に始めたい。」と切に訴えますが、当の本人は「気にならないから、やりたくない。」
と、親子での思いが大きくかけ離れております。

「親として子を強く思うので、今のうちに綺麗に治してあげたい。」という、親御さんの気持ちはすごくよくわかります

ただ、こういう場合は、矯正治療は上手く進まないことが多いです。
それはなぜかと言うと、本人が望んでいる治療ではないので、治療において協力的ではないのです。つまり、効果が薄く、目標通り運びません。

仮に、子供が中高生で成人矯正を行ったとしても、結果は同じです。
成人矯正は固定式ですから、治療中は綺麗に治って行きますが、治療が終わった後の保定装置(リテーナー)をほとんど使用しなくなるからです。

では、こういう場合は、どうしたら良いのか？
それは、本人が自分の意思で「治したい」と思う時が来るまで、待つのが一番です。

矯正治療は、我々と患者さんとの二人三脚で行っていきます。ですから、どちらかが行き過ぎてもいけません。

矯正治療のスタートに早い遅いはありません。

理想の治療開始時期は？と聞かれれば、それは「患者本人が、矯正治療を行いたい。と思った時です。」とお答えしています。

本学会は舌側矯正（裏側矯正）メインの学会なので、全ての症例が裏側からの治療でした。
表側と裏側では、歯の移動メカニズムが大きく違うので、色々と苦労させられたり悩むところが多いのです。また、装置の種類も表側以上に多岐に渡っているので、その利点欠点を踏まえて選択する必要があります。

自分ではなかなか気づかない盲点を突かれたり、悩んでいた箇所がクリアになったりと、充実した大会でした。

本学会は、臨床開業医を中心とした会なので、より実践的な講演ばかりでした。

また、韓国との日韓ジョイントセミナーでもあったため、韓国の矯正医の講演も聞けました。

日本と韓国は舌側矯正においては１，２を争います。
特に審美と言う意味では、韓国の方が栄えているかもしれません。

衛生士向けの講演もあり、スタッフにとっても学ぶことが多かったと思います。

少しでもより良い治療、少しでも早く終える効率的な治療を目指し、日々研鑽し精進していきます。

これは、上下前歯4本づつが生え揃った時期なのです。

前歯の大きさを計れば、顎と歯の大きさが予測出来るので、治療が必要かどうかの目安になります。

さらに、小児矯正治療の終了はいつか？と問われれば、永久歯がすべて生え代わった時期、つまり一般的に12歳前後となります。

上下前歯が生え揃う時期や、永久歯に生え代わる時期は、上記の年齢はあくまで平均であって、個人差があるのでバラ付きがあります。

ですから、遅すぎたり、早すぎたりと心配することはありません。

Normal Eruption (Panoramic View).wmv
上記動画は、一般的な歯の生え代わりを映しています。下に記載されている数字が年齢です。

大自然超体感ミュージアム！と謳うだけあり、大画面に大自然や野生の動物たちが臨場感いっぱいに見られます。

特にミーアキャットの生態を見るシアターでは、風が吹いたり、座席が動いたりと近未来の映画館を思わせる仕組みで、子供も喜んでいました。

ただ、3歳未満の制限があったため、全て見られることが出来なかったのは残念です。

今回は制限があり、全てを見られなかったので、子供が大きくなったらまた来てみたいですね。

久しぶりの六本木。人が多く、お洒落なビルも立ち並び、まさに「都会」って感じでしたね。

私自身は知らなかったのですが、このお店はかなり有名みたいで店内も満席でした。

海鮮料理もあり

メインのステーキはボリュームいっぱいでしたね。

40歳も近くになると、お肉料理は胸焼けしてしまう様になってしまいましたが、ここのステーキはたくさん食べても平気でしたね。アメリカ産なので、赤みが多いのも一つ理由にはあると思いますが、レアで脂身も多く、日本の霜降り肉と遜色ないほど柔らかかったですね。

同期で集まるのも1年ぶりくらいで、久しぶりに話が盛り上がりました。

開業した者や、大学に残って研究を続ける者、歯科を離れて家業を継いだ者、卒業して10年以上過ぎると進んだ道は、人それぞれですよね。

たまにはこういう時間も必要ですね。特に、出不精の私には六本木まで足を運ぶ良い機会となりました。

今年は、千葉の幕張で行われたので日帰りです。

年一回の大きな大会ですので、全国から多数の矯正医が集まっていました。

その中でスタッフはMFTと呼ばれる筋機能療法の講演を聞いていました。

歯並びが悪い理由の一つに、舌や口唇、頬粘膜などの筋肉の動きや悪い癖によって生じることが挙げられます。

矯正治療後に、歯並びが後戻りするのも、この筋肉が原因となることもありますので、その筋肉のトレーニング法、いわゆる筋トレのやり方を教わって来ました。

当院でも、MFTを行っている患者さんはいらっしゃいますし、スタッフ自身もMFTを行っている最中なのでより真剣に講演を聞いていました。

学会が終わった後は、例年通り打ち上げが東京駅近くで行われました。

今年は5医院が参加した大人数による打ち上げでした。

他院のスタッフ同士のコミュニケーションもとれ、実のある会だったと思います。

一般的な治療開始時期というと、子供の場合は7，8歳。
成人矯正は、永久歯列完成後なら、いつでも可能。

というのが、教科書的なお話になります。

小児矯正の治療は、本人の協力なしでは成功しません。
親御さんがいくら歯並びを気にしていても、本人が気にしていなければ、治療も上手く行きません。

「低学年だったら、まだわからないし大丈夫かも？」とお考えでも、高学年になると本人の主張も出てくるので難しくなってくることもあります。

「装置使わないと、先生に怒られるよ！」なんて脅しは子供にとっては逆効果です。
それよりも、何故治療を行っているのか、治療することでどうなるのかを親御さんがきちんと説明することが大事だと思っています。

小児矯正は治療期間が年単位です。
子供にとっては途中飽きて来たりするものです。その時は、一度お子様ときちんと向き合ってお話してみてください。

親御さんの意思で治療を始めるのも良いことですが、治療するのは本人です。
開始する際は、本人の意思をよく確認してあげてくださいね。

「小児矯正の開始時期はいつが良いか？」
そのお答は、「本人が自らの意思で治したい。と思った時です。」と、私はお話しています。

歯科医師の中にも、矯正認定医や歯周病専門医、口腔外科専門医があるように、歯科衛生士にも衛生士としての専門制度があります。

その中で、矯正専門の認定試験として、日本成人矯正歯科学会が認定する「歯並びコーディネーター」の資格があります。

歯科医師と同じように、この資格を持っていなくても、矯正治療の仕事に従事することは可能ですがより自分のスキルを磨く為、ステップアップする為に受講して参りました。

矯正治療は年々進歩しています。それに着いていくために私含めスタッフ一同最新の技術や情報を取り入れ、それが患者さんにとって役立つことなのかを取捨選択をし、治療に当たっております。

夏休みに祖父母の家に遊びに行ったと言うので、「どこまで行ったの？」と尋ねると「三重県」と言うのです。

私の実家も三重なので、嬉しくなって色々と話を聞いていましたが、話の内容からどうも私の実家と近い気がしてました。
そこで、お母様に尋ねたところ、何と隣の市だったことがわかりました。

これだけでも、すごい偶然だと思っていましたが、もっと驚いたことに、お父さんと出身高校が同じだったのです。しかも、学年も一つしか変わらない。

つまり、2年間は同じ時期に高校に通ってたことになります。

まさか、藤沢のこの地で、同郷の、さらには同窓生の方にお会い出来るなんて思っていなかったので驚きました。

後日、そのお父様と少しお話をさせて頂きましたが、お互いに「世間は狭いですね。」と話していました。

こんな偶然あるんですね。

などと、患者さんには常にお話していますが、保護者の方から

「学校では給食を食べたらすぐに掃除や授業が合って、歯を磨く時間がありません。どうしたら良いでしょうか？」
と、逆に質問されることがあります。

私が小学生の頃は、皆で歯磨きをする時間が合ったんですけどね。
今は、歯科健診でも細かく指摘される時代なのに、昼に歯を磨く時間を持てないとは歯科医から見ると腑に落ちません。

そこで、当院にも学校の先生が患者さんでいらっしゃっているので、上記の疑問をぶつけてみました。
すると、先生達も疑問を持っているみたいです。
ただ、時間が本当にないらしく、給食と次の授業までの時間が20分しかなく、最後まで食べきれない子もいる学校もあるらしいです。

土曜日が休みになったことより、授業時間が押してしまうことが、大きな理由らしいですけどね。

現状では、歯みがきをする時間を取るのは難しく、昼は歯磨きが出来なければ、強くブクブクうがいをしてもらう様に説明しております。

ただ、理想は「お昼休みに皆で歯磨きタイム5分間！」
良いことだと思うけどな...。

校長先生！文部科学省の皆様！ご一考頂けましたら幸いです。

今は綺麗に整備され観光スポットになっていますが、私が学生時代に訪れた時は本当の倉庫だったんですけどね。

20年くらい前に初めてここに来た時は、ドラマ「あぶない刑事」撮影場所だ！と心躍らせていたお上りさんでした。

だから、今でもここに来て赤レンガ倉庫を見ると、条件反射的に、ドラマのエンディングと舘ひろしさんが歌う「冷たい太陽」が脳裏を過ります...。

反対咬合と言っても原因は様々あります。→こちらのブログを参照

乳歯の反対咬合は直る可能性も少しはありますが、永久歯になると自然に治ることはまずありません。
反対咬合をそのまま放置すると、咬み合わせが悪くなるのはもちろんとして、骨格的な反対咬合を引き起こす要因になったり、歯肉退縮や、顎関節症など様々な悪影響を及ぼすことになります。

この様な場合、まず反対咬合の改善を一番に治療していきます。

前歯の咬み合わせが反対になっている症例です。

治療法として、リンガルアーチと呼ばれる装置を装着して、上の前歯を前に押し出します。

治療開始から3か月経った口腔内です。
反対咬合は改善されています。

子どもの場合、反対咬合の改善は大体3か月程度で改善します。
ここまで改善されると一安心です。
後は成長の経過を追いながら後戻りしないか観察していきます。

では、いつ始めたら良いのか？

それは、前歯の永久歯が生えた頃。年齢で言えば6歳～9歳頃に治療を開始されるのが良いと言えます。

とはいえ、お子さんのことを心配されるのは親としては当然です。
もし、我が子の反対咬合でお悩みの親御さんがいらっしゃいましたら、お近くの矯正専門医までご相談ください。

これは以前のブログでご説明した通り治療期間の差は症例によって異なります。

ただ、裏側矯正で治療されている方で、「最初に言われた治療期間よりも長くかかってるな。」と感じる方も少なくないと思われます。
そのようなに感じられる方の多くは、治療中に「装置が何度も外れたことがある。」これが多く見受けられると思います。

装置が外れた場合は治療期間が長くかかることがあります。と、これも以前のブログでご説明させて頂きました。

矯正治療は、歯の動く速度が速いと、逆に戻る速度も速いのです。
裏側矯正の場合、症例によっては表側で治療するよりも、早く並ぶことがあります。
この様な場合に、「装置が外れてしまったけど、痛くないから次の予約まで放っておこう。」と考えてしまうと、次の診療の時には、その個所だけ歯が戻ってしまっています。

この戻りは、表側矯正の場合だと、ワイヤーのサイズを一つ下げれば良い場合が多いのですが、裏側矯正の場合だと、二つ、三つサイズを下げなければいけない場合が多いです。

つまり、一か月に一度ワイヤーサイズを上げていくと考えると、装置が外れたことによってサイズが数段階下がってしまうと、それだけ治療期間も長くなるということです。

ですから、表側でも裏側でも「装置が外れた。」、「不具合があった。」等の場合は、痛みが無くても早めに受診されることをお勧めします。

それが無駄な治療期間延長を回避できる一番の方法です。