2024/02/21
未就学児(3歳~6歳)の矯正治療の問い合わせがたまにあります。
かかりつけ医や他院の矯正相談時に「今すぐにでも始めた方がいい。」、「早く始めた方が早く終わる」、「遅くなると外科手術しないといけない。」
この様に言われると、親御さんは不安になりますし、早く治療してあげないと。と焦ってしまいますよね。
矯正治療の捉え方は様々なので、未就学児の治療開始は正しい・間違っているというのは難しいですが。
ただ、やはり未就学児の治療は、「早すぎます。」
早ければ良いわけでもないんです。
小児矯正治療開始の一般的な目安は「上下前歯8本と奥歯(第一大臼歯)が生え揃ってから」です。
そこからで十分治療は間に合います。
前歯の歯並びやかみ合わせは、永久歯に生え変わった時に治る可能性があるんです。
それなら、「治らない可能性もあるなら、早く始めても良いのでは?」などの意見も聞こえてきそうですが、そもそも乳歯列の時点で診断は出来ません。
「何となく歯並び悪そうだから治しましょう。」では、治療する根拠がないので、医療行為とは呼べなくなります。
「かかりつけ医から早く始めた方がいい。」と言われて当院に電話したのに、此方からは「まだ早い。」と言われると困惑する気持ちも十分に分かります。
ただ、乳歯の段階でのお口の中を見ても、「生え変わらないと、分からない。」という回答になってしまいます。
早くても「上下前歯4本と奥歯(第一大臼歯)が生え揃ってからご相談ください。
もし他院で未就学から矯正治療を勧められたら、「なぜ今行わないといけないのか?」これを質問してみてください。
明確な理由がなく、ただただ「今始めないと大変なことになる。」など脅される・不安を煽られることを言われた場合は、一度冷静になってください。
矯正治療は医療行為です。
医療は、脅されて行う治療ではありません。
小児矯正のよくある質問をまとめてあります。
ご一読頂けると幸いです。
2024/01/06
今年の診療は昨日より始まりました。
長期休み明けは急患対応に追われることが多いですが、今年は比較的少なく済みました。
昨年までコロナ一色でしたが、コロナも5類に移行し、感染者は一定する居るもののインフルエンザと同じ扱いになったのは良いことです。
ただ、コロナが去ったと思えば、元旦から能登半島地震、日航機衝突炎上事故と悲しいニュースが続き、すっきりしない年明けでした。
さて、今年は年男!と言われてもピンときませんが、48歳になるんだなと思えばそこはかとなく。。。
人生もすでに折り返しているので、色々思うところはあります。
ただ今は生かされている者として一日一日悔いなく、一生懸命過ごすのみですね!
まだまだ元気なので、スタッフ一同精進してまいります。
今年も宜しくお願い致します。
2023/12/27
本日の診療をもって、2023年の診療を終えました。
今年も有難う御座いました。
今年は5月にコロナが5類に移行し、少しずつ生活も戻ってきましたね。
コロナ中は、矯正治療を希望する患者さんが増えたのは意外でしたが、それも今年になると例年通りに落ち着きました(笑)
今年の当院の大きな出来事は、約7年勤めてくれたスタッフが出産退職をしました。
一般的に歯科衛生士の離職率は高いと言われている中、長期に渡り当院をサポートして頂いたことに感謝いたします。
ただ、別れもあれば出会いもあり、新たなスタッフも来て頂いたので、来年もスタッフ一同心機一転頑張ります。
来年は、私の干支の辰年!
早くも4回目の年男が回ってきます。
今年1年、至らぬ点も多々あったかと思いますが、来年も何卒宜しくお願い致します。
2023/11/08
先日、日本矯正歯科学会大会に参加してきました。
コロナによるオンライン配信もなくなり、従来通りの現地開催となりました。
ということで、今回は新潟まで足を運びました。
新潟での学会は実に20年ぶり。
私が矯正科に入局して2年目でした。
今年はスタッフも一緒に行き、研鑚を積みました。
今の話題は、やはり「マウスピース矯正」
矯正界においてもここを抜きに語れなくなってきています。
ただ、まだ新しい治療法なので先生間でも治療方法は様々で画一されていません。
慎重に吟味し、ワイヤー矯正・マウスピース矯正それぞれの良い点は取り入れ、治療に還元できればと思っています。
2023/07/28
中学受験を考えているお子さんの小児矯正治療は慎重に考えないといけません。
一見、関係ないような両者ですが、かなり影響があります。
(小児矯正の概念は今回省きますので、わからない方は始めに此方をご一読ください。→「小児矯正とは」)
小児矯正の治療期間は第二大臼歯が生え変わるまでなので、ほとんどの方は小学校卒業くらいまでかかります。
その間、一般的に、取り外しの装置を使用してもらいます。
つまり、受験期間中も何らかの装置を使っていただくことになります。
6年生にもなると、装置の使用時間は夜間使用が多いですが、中には終日使用して頂かないといけない場合もあります。
この装置の使用が受験前の子供にとっては大きなストレスと感じることも少なくありません。
保護者の方も、普段なら「ちゃんと使いなさい。」と注意されるのですが、受験のストレスと言われると、なかなか強く言えなくなってしまいます。
だからといって、装置を使わなくて良いわけではありません。
お口の成長は「受験だから」と止まってくれることはありませんから。。
塾から帰ってくるのが夜9時、10時。そこからご飯食べてお風呂入って寝るんですからね。
大人よりも時間がありません。
受験期間中も気にせずに装置を使ってくれるかは、その子供の性格によって大きく分かれます。
来院も、「受験が終わってから・・・」と間が開いてしまう方もいらっしゃいます。
ですから、中学受験を視野に入れ、且つ小児矯正治療を考えている場合は、早め(小学校1~3年生頃)に相談されることをお勧めします。