2022/08/26
先日、子供が100円玉を握りしめて買い物に出かけたのですが、途中で落としてしまったらしく、「お金がない」と慌てていました。
「ちゃんと財布やポケットにしまわないから、落とすんだよ。」と諭しながら一緒に探しましたが、見つからず…。本人は、肩を落とし暫く落ち込んでいました。
ただ、お金の大切さなどを話す良い機会になりました。
と、子供には淡々と伝えていましたが、実は私も子供の頃、手に持っていたお金をなくしたことがあります。
あれは小学2年生の時です。
友達の誕生会に呼ばれ、当日に誕生日プレゼントを買うために母親から500円玉をもらいました。
当時は500円硬貨が出始めたばかりで、大きくて銀色の硬貨が珍しく、私も手で握りしめたまま出かけてしまったんです。
そして、お店に着いた時にお金がないことに気付きました。
焦った私は来た道を何往復もし、探しましたが見つからず…。
探し回って時間が過ぎたこと、プレゼントを買っていないこと、お金をなくしたことにショックを受けました。
結局、友達の誕生会に行かずに泣きながら自宅に戻りました…。
子供ながらお金をなくしてしまったことの罪の大きさは非常に感じていましたね。
お金はちゃんと財布にしまう習慣もここから身に付きました。
いい経験となり、この記憶は今でも鮮明に残っています。
なので、子供のお金の落としたと言ってきたときの悲壮感を見ると、自分を思い出し強く言えなかったです。
「蛙の子は蛙」とはこういうことですね(笑)