永久歯がない(先天性欠如歯) ~藤沢・辻堂・茅ヶ崎・平塚で矯正するなら、ひだ矯正歯科~
10人に1人
これは日本小児歯科学会がまとめた、1995年以降生まれつき永久歯の数が足りない子供の割合です。
当院にも矯正相談にお越し頂いた患者さんでも、永久歯が足りないお子さんは何人もいらっしゃいました。
上のレントゲン写真の青い矢印は第二小臼歯と呼ばれる下の5番目の歯です。
その反対にある赤い矢印には、第二小臼歯が存在してません。
先天性欠如で一番多い歯は、下顎側切歯(前から数えて2番目の歯)です。次に多いのが、下顎第二小臼歯(前から数えて5番目の歯)です。
下の前歯は6~8歳で生えてくるので、足りないとすぐにわかるのですが、5番目の歯は、生え代わりが10~12歳になるので発見されにくいことが多いです。そして、永久歯が元々ないので乳歯がグラグラすることもなく過ぎていくので、極端な例では大人になるまで気付かない場合もあります。
小児矯正治療において、この先天性欠如歯があると、矯正治療のアプローチの方法が若干変わってきます。
なので、当院では初診相談の段階でレントゲン写真を撮らせて頂いて、永久歯の数を確認しています。
この先天性欠如は遺伝性が考えられますので、ご両親にもし歯の数が足りないようでしたらお子さんもその可能性は十分にありますので、一度ご相談をしてみてください。